遠賀中間医師会 多職種研修会

日時:令和6年1月25日(木)19:00〜20:30
会場:遠賀中間医師会館 多目的ホール
講師:田中宏樹薬剤師(うめのき薬局)
@テーマ「薬剤師との関わりから多職種連携を考える」
Aパネルディスカッション

薬剤師との連携を主題にして多職種間の連携について事例を通してディスカッションを行う研修会でした。
そのパネルディスカッションに楠本内科医院がパネリストとして登壇しました。
・司会進行(楠本内科在宅支援部室長:東桂史先生)
・パネリスト(楠本内科院長:楠本拓生院長、在宅支援部看護師:中村健吾)

全体を通しての感想
この地域を支える在宅医療の大切な役割を担う訪問薬剤師の視点から、田中先生より講義を受けました。内容は、@在宅医療での薬剤師の役割、A多職種への提言などが柱でした。
現場での出来事や対応、困りごと、陥りやすい傾向など実際のエピソードを交えてさまざまな話もあり、在宅医療の実際を知り共有しました。
パネルディスカッションでは、当院在宅支援部室長の東医師が司会を務めました。症例を通じて、医師、薬剤師、訪問看護師、ケアマネジャーがそれぞれの視点から意見を交わし活発な討論をしました。
癌末期の方の在宅看取りまでの経過の中で、対応に苦慮した点や支援する側が意識すべきポイントなど支援における在宅医療の現実を話し合いました。
住み慣れた自宅で最期まで過ごすためには専門職種の特殊性を活かし協働・協調し支援することが不可欠であり、多職種で連携し情報共有することが大切である事を再確認する機会となりました。
また日本在宅ホスピス協会の認定資格(※THP)についてもアナウンスをさせていただき、これからも続く在宅医療においてその使命を担い発信源となれるように努力しなければならないと感じた研修会でした。

※令和5年8月17日研修レポートにて詳細記載



 


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