終末期ケア専門士としての役割
私たち終末期ケア専門士は、人生の大切な終わりの時を迎える方々の心と体の苦しみを軽減するための深い知識と共感を持ち合わせています。私たちは、患者さんが穏やかな時間を過ごせるよう、そっと寄り添い、支える存在でありたいと願っています。

私たちの役目は?
死が近づくと、患者さんやその家族は様々な不安や複雑な感情に包まれます。個人の置かれた状況は一つとして同じではなく、心の中に抱える不安や悩みも人それぞれです。私たち終末期ケア専門士は、これらの感情に優しく耳を傾け、心からのケアを提案します。さらに、どのような医療やケアが望まれるか、患者さんやご家族と一緒にゆっくりと考える「人生会議」のサポートを行っていきます。

これから目指すこと
資格取得日:2024年2月1日
終末期ケア専門士の学びを通じて、病気への理解、心のケア、社会的なサポートの利用など、多方面にわたる知識を深めることができました。「終末期ケアに一つの正解はない」ということを学び、患者さんとの心のつながりを何よりも大切にしています。患者さんがこれまで大切にしてきた価値観や果たしてきた役割を、生涯の終わりまで尊重し続けられるよう、心を込めてサポートします。多職種と連携し、患者さんにとって最適な環境を整えることに尽力していきます。また、在宅医療がもっと身近で温かなものになるよう、その推進にも貢献していきたいと思っています。





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